スーダン・ダルフール問題国際会議は25日、フランスのパリで開かれました。参会者たちは、政治的ルートによるダルフール問題の解決を集中的に討議しました。
代表団を率いてこの会議に参加した中国の張業遂外務次官は席上、「中国は、ダルフール問題の政治的プロセスである『ロードマップ』の実施を支持し、ダルフール問題でこれからも建設的な役割を果たしたい」と述べました。
また中国の劉貴今ダルフール問題特別代表は記者のインタビューに答え、「ダルフール問題を解決では、政治的プロセスを推し進めることと合同平和維持部隊の配置は共に重要だ」と述べました。
また、EU・欧州連合のミシェル・開発・人道援助担当委員は25日声明を発表し、「ダルフール問題の解決で、キーとなるのは政治的プロセスを再開することだ。EUはダルフールの再建で重要な役割を果たしていく」と述べました。(翻訳:玉華)
|