ロシアのロシュコフ外務次官は21日、メディアに対して、「ロシアは、朝鮮半島の核問題をめぐる6カ国協議が一日も早く再開するよう希望する」と述べました。
ロシアのタス通信によりますと、ロシュコフ外務次官はこの日、ロシアを訪問中の朝鮮のキム・ゲグァン(金桂冠)外務次官と会談を行い、朝鮮半島の核問題をめぐる6カ国協議の見通しを重点として話し合いました。会談後、ロシュコフ次官は、「双方は、一日も早く6カ国協議の新ラウンドの交渉を行うべきだという点で一致した」と述べました。
6カ国協議の朝鮮代表団の団長を務めるキム・ゲグァン外務次官はこれに先立って、「アメリカ代表団の団長であるヒル国務次官補とベルリンで、会談を行いました。双方は、意見の食い違いがある主な問題について意見を交換しました。これについて、ロシュコフ外務次官は、「朝鮮とアメリカが積極的に接触したことは6カ国協議の早期再開と朝鮮半島の核問題の適切な解決にプラスとなる」と語りました。(翻訳:玉華)
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