中国最高人民法院(最高裁)の曹建明副院長は18日、「中国の法院は、海外にまたがる知的所有権事件を審理する際は、国際条約を守っていく」と述べました。
曹建明副院長は中国東部の都市無錫で開かれた懇談会で、「知的所有権に関する国内法は関連の国際条約と密接な関係がある。外国が関係する知的所有権事件を審理する際の国内法の解釈は、中国が加盟した国際条約と一致させるべきだ」と述べました。
ここ数年、中国の法院が受理した外国が関係する知的所有権の事件は明らかに増えています。2002年から2006年まで、全国の法院は合わせて931件を審理しました。
(翻訳:玉華)
|