中国税関総署の牟新生署長は3日北京で国際的な「知的所有権侵犯の越境犯罪を効果的に取り締まるため、各国税関が幅広い協力体制を確立する必要がある」と語りました。
これは牟新生署長が第11回WCO・世界税関機構アジア太平洋地域税関署長会議で述べたものです。牟新生署長はこの中で、「知的所有権侵犯事件の取り締まりは現在世界各国税関が直面している共通の課題で、情報交換や取り締まりの訓練、それに経験や人的交流などの面で国際的交流や協力を絶えず強化しなければならない」と語りました。
2年に一度行われるWCOアジア太平洋地域税関署長会議は最も大切な活動の一つで、牟新生署長は「情報交換や国際的先進技術や経験などを学ぶことによって、各国税関の管理レベルを向上させることに繋がる」との考えを示しました。
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