国連安保理は23日、イラン制裁決議を採択しました。一部の国と国際機関の高官はこの決議を支持するものの、依然として、対話によるイラン核問題の解決を強調しました。
IAEA・国際原子力機関のエルバラダイ事務局長は、「IAEAは決議を実行する。問題の根本的な解決は交渉と相互理解を基礎としなめればならない」と述べました。
また、フランスのブラジ外相は「今後、国際社会の目的は依然としてイランに国際義務を履行させることだ。フランスは対話による問題の解決を主張する」と述べました。
さらに、アメリカのバーンズ国務次官は「この決議はロシアを含む関係諸国が、イランに対して厳格な制裁措置を講じるための道を開くことを希望する」と述べました。(訳者:董燕華)
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