PLO・パレスチナ解放機構執行委員会は1日、パレスチナ自治政府の首相で、ハマスの指導者であるハニヤ氏に対して辞職を要求しましたが、ハニヤ首相はこれを拒否しました。
パレスチナ立法評議会のメンバーであるハマスのもう一人の指導者は2日、ガザで「もし、PLOがハマスが主導する政府を解散すれば、パレスチナは混乱状態に陥る。パレスチナ自治政府のアッバス議長とPLOのファタハは、民族連立政府樹立に関する交渉の物別れに責任を負うべきである」と述べました。
同じくこの日、ガザを訪れたEU・欧州連合のソラナ共通外交・安全保障上級代表はハマスが連立政権樹立でも良いチャンスを逃したと非難しました。
報道によりますと、これまでアッバス議長とハマスは連立政権樹立について交渉してきましたが、この協議は行き詰まった状態になっています。(翻訳:陳)
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