国連のアナン事務総長は4日「今の情勢から判断すると、イラクは内戦状態にある」との認識を示しました。
アナン事務総長は同じ日、ニューヨークにある国連本部でマスコミのインタビューに答えた際「今のイラク情勢や、イラク国民が直面している困難及び各派の意見の食い違いから見れば、イラクは内戦状態にある。数年前、レバノンも似たような状況だったが、現在のイラク情勢は、当時のレバノン情勢よりずっと悪い状態だ」と語りました。
アナン事務総長はこれに先立って、イギリスのBBCのインタビューで「現在のイラク情勢は、内戦よりもっと厳しい。今のイラク国民の生活状況はフセイン政権時代よりを悪化した」と話しました。(12/05)
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