22日、中国を訪問中の120人の日本人高校生が北京月壇中学の高校生たちと交流・懇親会を行いました。交流会は教室内で行う懇談会のほか、バレーボールや卓球などのスポーツの交流も行いました。幕張総合高校二年の小野さんは、「5月に、学校で中国の高校生を迎えて交流をしましたが、物足りなかったので、再挑戦することにしました」と参加したきっかけについて語りました。松戸国際高校の染谷さんは「これからはアジアの時代なので、中国の高校生たちの学校生活や彼らの考えを知りたいです」と話しています。月壇中学は外国語教育に日本語を選んでいる中学・高校一貫校で、現在、約800名の生徒が在校しています。筆談と辞書を交えながらの交流会に、月壇中学の高校生たちは「楽しかった。日本語でメール交換できる友達ができたので嬉しいです」と顔を綻ばせました。
なお、今回の訪問団は「日中21世紀交流事業」の一環として実施されたもので、茨城県、千葉県、三重県の高校からそれぞれ40人ずつ参加しています。一週間にわたる訪問日程では、北京を訪問した後、グループに分かれて、成都や西安も訪れ、現地の高校生との交流会やホームステイなどを行うことになっています。
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