IAEA・国際原子力機関のエルバラダイ事務局長は18日ウィーンで行われたIAEAの第50回常務会議の開幕式で、交渉を通じてのイラン核問題を解決を関係各国に再び求めました。
エルバラダイ事務局長は、「イラン、EU・欧州連合とその他の関係各国が、対話を通じて交渉の条件を作りだし、イランの核問題解決の目標を予期どおり実現することを期待している。その実現の過程では、イランの原子力平和利用の権利を考慮すべきだ」と述べました。
この日、イランのアフマディネジャド大統領は記者のインタビューに答え、「アメリカはその行為を改めるべきである。そうしてこそ、核問題を含むすべての問題が解決できる。アメリカがイランとの関係を回復したいならば、自主的な行動を取るべきだ」と述べました。
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