イラン、核交渉のラリジャニ首席代表は22日、テヘランで、ロシア、中国、イギリス、フランス、ドイツ、アメリカに対し、6ヵ国が提出した包括見返り案に対する回答書を提出しました。
回答書の具体的な内容はまだ明らかにされていませんが、ラリジャニ首席代表は、「イランは23日から、包括案の提出国と厳粛な対話を行う準備を整えた」と述べました。
中国の李肇星外相は22日夜、アナン国連事務総長と電話会談を行い、イラン核問題を適切に処理することについて意見を交換しました。
アメリカのボルトン国連大使は22日、「イランの回答を詳しく検討し、もし、6ヵ国の要求を満たしてない場合、アメリカは来月の初めには、国連安保理を通じてイランに対する経済制裁を実施する措置を探る」と述べました。
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