イランのアフマディネジャド大統領は15日、イラン北西部の都市アルデビールで、「イランは、国連安保理がこのほど採択したイラン核問題に関する1696号決議を拒否する」と述べました。
アフマディネジャド大統領は、この日の集会で、「安保理は、その決議をイランに押し付けることはできず、脅威を前にイランは妥協しないということを認識するべきだ」と強調しました。
アハマディネジャド大統領はまた、「国連のアナン事務総長はこのほど電話で、国際社会が提出した6カ国案に積極的に応えるようイランに求めたが、私は、イランは対話を通じての問題解決を願っているが、安保理の決議はイランに解決への自信を失わせたと答えた」と述べました。
国連安保理は7月31日、イラン核問題に関する1696号決議を採択し、イランに対して8月31日前にウラン濃縮に関する全ての活動を停止するよう要求しています。
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