中国外務省の劉建超報道官は1日、国連安保理がイラン核問題についての決議案を採択したことについて談話を発表し、「中国側は、中東情勢に新たな動乱が現れることを期待しておらず、この決議の採択が、いま進行中の外交努力による問題解決にプラスとなるよう期待している」と述べました。
劉建超報道官は、「中国は、世界の核拡散防止システムを一貫して維持し、核兵器の拡散に反対し、中東情勢に新たな動乱が現れることを期待しておらず、政治と外交的な努力を通じて、交渉によるイラン核問題の平和解決を主張してきた。中国は、関係各方面が冷静と自制を保ち、交渉をいち早く回復し、問題解決のためこれまでどおり建設的役割を発揮するよう望んでいる」と延べました。
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