イランのラリジャニ核交渉首席代表とEUのソラナ共通外交・安全保障上級代表は、6日ブリュッセルで会談を行いましたが、双方とも会談の具体的内容について触れませんでした。
今回の会談はイランとEU・欧州連合が11日パリで交渉を行う前に行われたものです。ラリジャニ首席代表は会談に先立って、「イランは交渉の継続について真剣な態度を取っている」と述べましたが、いつアメリカ、ロシア、中国、イギリス、フランス、ドイツ6ヵ国の提出した包括案に回答するかについて言明することを拒否しました。
ロシアのプーチン大統領は6日、インタネットを通じて関係質問に答えた際、「イランが出来るだけ早く6ヵ国の包括案に回答するよう期待している。また、IAEA・国際原子力機関の枠組み内におけるイランの核問題の解決に関する協議が再開されるよう期待している」と述べました。
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