29日モスクワで行われたG8・8カ国グループ外相会議は、声明を発表し、「G8は依然として、外交ルートを通じてイラン核問題を解決することを主張する。前面的かつ長期的な協定に調印することは、イラン国民が民間用核エネルギーを享受できるだけでなく、イランに政治と経済の面で多くの長期的な利益をもたらすだろう」としています。
イギリス、フランス、ドイツの外相とEU・欧州連合のソラナ上級代表は、会合を行い、国際的義務を履行し、イランに対してできるだけ早く国際社会が提出した包括案に応えるよう、イランに求めています。これに対し、ニューヨークで国連本部の会議に出席しているイランのモッタキ外相は、「イランは現在、誠実に六カ国の新しい提案を検討しており、8月に確実な返答を出す」と明らかにしました。
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