イランのモッタキ外相は6月30日、「イランの核問題の解決に関する包括案には2つの基本的要素を含むべきだ。つまり、イランの権利を承認、確保することと、核拡散防止メカニズムを強化することだ」と述べました。
これは、モッタキ外相がニューヨーク国連本部での会議に出席した期間中、記者のインタビューに答えた際述べたものです。モタッキ外相は「イランの核交渉に参加する双方がこの2つの要素について共通認識に達することができれば、一方の憂慮を解消することが出来るし、もう一方の権利を保障することも出来る。アメリカや、ロシア、中国、イギリス、フランスとドイツの6カ国の提出した包括案は積極的なものだ。それによって、イランの核問題が国連安保理から国連原子力機関の枠組内に戻って解決することができるからだ」と述べました。
|