イランのアハマディネジャド大統領は19日テヘランで、核問題交渉では、イランはいかなる条件を付けることを受け入れないと重ねて表明しました。
これは、この日イラン最高指導者のハメネイ氏と会談したあと際述べたもので、アフマディネジャド大統領は、まず、ドイツなど6ヵ国が提出した包括案について「この包括案は、公正な問題解決に向けて国際社会が建設的な一歩を踏み出したものであることから、イランの専門家は、この包括案を詳しく検討している」と述べました。
一方、アメリカのブッシュ大統領は、すべてのウラン濃縮活動を停止するようイランに改めて要求しました。
これは、ニューヨーク付近にある大学の卒業式で演説を行った際表明したもので、ブッシュ大統領は、「イランにとってメリットのある協定に調印させるため、アメリカは、この包括案を受け入れウラン濃縮活動を停止するようイランに求めた」と述べました。
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