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フランスとアメリカ両国は8日、「イラン核問題について、関係各国が一日も早く交渉を再開し、この問題が外交手段によって解決されるよう希望する」と表明しました。一方、イラン側は、「国際社会と核問題について会談を行うよう準備している」と明らかにしました。
フランスのドストブラジ外相はこの日、「関係各国はいち早く交渉を再開し、イラン核問題の最終的な解決を推し進めるべきだ」と述べました。
イギリスのブレア首相は定例の記者会見で、「アメリカのブッシュ大統領との毎回の会談の中でも、ブッシュ大統領はイランには核兵器製造能力を獲得させてはいけない、とする一方で、イラン核問題の外交手段による解決を希望し、かつそれを信じている」と語りました。
一方、イランのアハマディネジャド大統領はこの日、「イランは国際社会と会談を行うことを準備している。しかし、交渉は公正な雰囲気の中で行われなければならない。イランは正当な核の権利について、いかなる国とも駆け引きをしない」と述べました。
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