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デンマークを訪れた国連のアナン事務総長は18日、イランの核問題解決に関するロシア、アメリカ、中国、イギリス、フランス、ドイツなど6ヵ国が示した包括案を受け入れ、外交ルートを通じて問題を解決するようイランに求めました。
これは、アナン事務総長がコペンハーゲンでデンマークのラスムセン首相と会見した際述べたものです。アナン事務総長は、その際、「国際社会とイランは、いずれも外交ルートによるイラン核問題の解決というチャンスを迎えている。イラン側は、この6ヵ国による包括案を真剣に検討していることから、イラン側がこれにいち早く回答するよう期待している」と述べました。
これに対し、ラスムセン首相は、「デンマークは、外交ルートを通じてイランの核問題の解決を希望している。イラン側がこの包括案に建設的反応を示すよう期待している」と述べました。
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