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イランの核交渉の責任者、最高安全保障委員会事務局長のラリジャニ氏は7日、「アメリカはイランに対する誤った政策を変え、二国間会談を行うべきだ」と述べました。
ラリジャニ氏はこの日、スウェーデンの新聞のインタビューに答えた際、「アメリカはこれまでに多くの誤りを犯した。もしその過ちを直すならば、イランとの交渉にはいかなる障害もない」と述べました。
アメリカ国務省のマコーマック報道官は同じ日、「イランと交渉する前提条件として、イランは今後の交渉の過程でウラン濃縮活動を停止しなければならない。今後如何なる交渉が行われようとも、イランはこの前提条件を守らなければならない」と指摘しました。
一方、ドイツを訪問中のEU・欧州連合の共通外交・安全保障担当のソラナ上級代表は、「イラン核問題解決の外交ルートは開かれている。私はイラン核問題解決の見通しについて楽観視している」と語りました。
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