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イランの最高指導者であるハメネイ氏は4日、テヘランで「イランは"脅威と賄賂"によって核権利を放棄することはなく、核兵器の開発も求めない」と強調しました。
これは、ハメネイ氏がこの日、イランの元最高指導者であるホメイニ氏が亡くなってから17年になるのを記念する講演で述べたものです。ハメネイ氏は「イランは如何なる戦争をも起こさず、如何なる国とも戦わない」。アメリカがイラン核問題で誤った措置を講じるならば、この地区のエネルギーの輸送は危険にさられる」と警告しました。こうした情況の下で、アメリカとその同盟国がホルムズ海峡を通るタンカーに安全を提供することができないだろうと警告しました。しかし、ハメネイ氏は如何に石油輸送ルートを断ち切るかについては明らかにしませんでした。
この日、アメリカのライス国務長官は、アメリカ、ロシア、中国、イギリス、フランス、ドイツなど6カ国がこのほど合意したイラン核問題解決に関する包括案についてコメントし、ウラン濃縮活動を停止するようイランに要求しました。
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