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イランのアハマディネジャド大統領は3日、国連のアナン事務総長と電話会談を行い「如何なる先決条件の付かないイラン核問題についての交渉を行う準備は出来ている」と述べました。
アハマデネジャド大統領は「イランは、民主的で、如何なる先決条件と脅威もない状況の下における関係方面との核交渉を行なう準備は出来ている。イランは、国連事務総長が核問題解決で役割を果すことを支持する」と述べました。
これに対し、アナン事務総長は、国家の安全を脅かすことに反対するイランの立場に対する理解を示し、対話と調節を通じてのイランの核問題解決を希望しました。
この日、イランのモッタキ外相はテヘランで「イランは、アメリカ。ロシア、中国、イギリス、フランス、ドイツの6カ国のイランの核問題についての共同提案を真剣に討議していく」と述べました。
また、この日、ノルウェーを訪問中のアメリカのウエルチ中東問題担当国務次官補は「国際社会が関心しているのは、イランの核兵器開発の潜在力であり、その民用の原子力施設を開発する権力があるかどうかではない」と述べました。
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