IAEA・国際原子力機関のエルバラダイ事務局長は11日、オランダの首都アムステルダムで、イランに対する制裁措置の延期という国連安保理の決定に歓迎の意を表すと共に、イラン核問題で妥協するよう各方面に呼びかけました。
これは、エルバラダイ事務局長が当日の記者会見で述べたもので、エルバラダイ事務局長はその際、「安保理のイランに対する制裁措置の延期や、イランに協力させるために、EU・欧州連合の関係国が一連の優遇政策を制定したことなどは、喜ばしい」と述べました。
エルバラダイ事務局長は「関係各方面は、イラン核問題で互いに非難することを止め、妥協することを希望している」と語ると共に、核問題のほか、安全保障と貿易などの問題も討議し、それぞれの意見を表明するよう呼びかけました。
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