ロシアのラフロフ外相は17日、モスクワで中国外務省の崔天凱外務次官補と会談を行ない、外交によるイラン核問題解決の推進で一致しました。
双方はまた会談で、イラン核問題における交流と協力を強化し、交渉や外交ルートによる問題の解決を共同で促していくことで合意しました。この中で、ラフロフ外相は「当面の情勢の下で、関係国が外交上の努力を強め、イラン核問題の更なるエスカレートを防ぐべきだ」と述べました。これに対し、崔天凱外務次官補は「ロシアが役割を果たすことを支持し、それに協力していきたい」と表明しました。
同じく17日、国連のアナン事務総長は国連本部で「外交の努力を通じて、交渉を回復させることだけが、イラン核問題解決の活路だ」と強調しました。
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