鳥インフルエンザの感染が世界各地で続出してますが、感染状況が最も深刻なナイジェリアは今の所、人への鳥インフルエンザ感染例が出ていません。しかし、世界保健機関の発表によりますと、今後、人が感染する恐れがあるということで、警戒を強めています。
一方、セルビア・モンテネグロのセルビア共和国が9日発表したところによりますと、このほど、北部のソンボル郊外で死亡した白鳥の死因は、H5N1型鳥インフルエンザウイルスに感染したことが確認されました。これはセルビア・モンテネグロで初めて検出されたH5N1型鳥インフルエンザの感染例となっています。
世界保健機関の報道官が9日ジュネーブで明らかにしたところによりますと、アゼルバイジャンでは11人が鳥インフルエンザに感染した疑いがあり、そのうち、3人が死亡しました。世界保健機関の専門家によれば、この11人が住む村の近くで、H5N1型鳥インフルエンザの感染があったばかりで、人もこのウイルスに感染した可能性があるとしています。
更に、ドイツ北部のルゲン島では、3匹の猫と数羽の野鳥に続いて、1匹のイタチ科のテンがH5N1型鳥インフルエンザに感染したことが確認されました。
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