IAEA・国際原子力機関理事会35の加盟メンバーは6日から、ウィーンで会議を開いています。エルバラダイ事務局長は会議前、来週前後にイラン核問題について合意する見込みを示しました。
イラン政府のアルハム報道官は6日、「イランには、政策調整の余地が依然としてあり、新条件が出れば、『利益枠組み』の中で問題解決の玄関を閉じることはない」との姿勢を表明しました。当日、ロシアのラブロフ外相は「ロシアとイラン両国によるウラン濃縮合弁企業の設置との提案は依然と効力を持つ。しかも、イラン核問題は訪米期間中、ライス国務長官と重点的に討論していく」と表明しました。
サウジアラビアを訪問中のフランスのシラク大統領はリヤドで「当面、イラン核問題を平和的に解決する余地が依然として残っている。フランスは、イランを平和解決の軌道に乗らせる努力を決して放棄しない」と強調しました。
アメリカホワイトハウスのマクレラン報道官は当日、イランへの圧力を保ち、イランの核兵器研究を阻止するために確実な措置を取るよう呼びかけました。
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