海外に住む華僑と華人、それに留学生はこのほど、それぞれ座談会を開き、台湾当局の指導者陳水扁氏が「国家統一委員会」の活動と「国家統一綱領」の適用を終止するとの決定を発表したことを強く非難しました。

　ニューヨーク華人社団連席会とニューヨーク中国統一促進会は3日座談会を開き、陳水扁氏のこの言動はいわゆる法理的な"台湾独立"に向かっての危険な一歩だと指摘しました。

　イタリアの首都ローマの華僑華人組織の代表はこのほど座談会を開き、陳水扁氏の"国家統一委員会"の活動終止などの挙は、海峡両岸の緊張情勢を作り出し、またアジア太平洋地区の平和と安定に対する深刻なる脅威だと非難しています。

　イギリス各地の中国人留学生と学者はこのほど、台湾海峡両岸が平和に付き合えば共栄を実現できると言うことは有識者の共同の認識であり、陳水扁氏による挑発的行為は、関係各側からの一致した非難を浴びるに違いないとしています。

　欧州、アジア、アフリカとアメリカ大陸の多くの国の華僑と華人の団体も声明を発表し、陳水扁氏のこの決定発表を強く非難しました。