曾慶紅国家副主席は2日北京で、「台湾当局が"国家統一委員会"の活動と"国家統一綱領"の適用の終止を発表したことは、国際社会が普遍的に堅持している一つの中国の原則と台湾海峡両岸の平和と安定に対する挑発である」と非難しました。
これは北京を訪問したロシアのヌルガリエフ内相と会見した際述べたもので、曾慶紅国家副主席は、「中国側は、ロシアが一つの中国の政策を終始堅持し、"台湾独立"に反対する立場をとってきたことを高く評価している」と述べました。
曾慶紅副主席はまた、「中国とロシア両国が、テロ取締り、法の執行と安全保障分野での協力を強化することは、双方の共同の利益に符合しており、中国政府は両国の関連部門による実務的協力を支持している」と述べました。
これに対しヌルガリエフ内相は、両国の公安・内務部門が協力をいっそう強め、越境犯罪を効果的に取締り、また両国の安全と安定を維持するため努力するよう期待しました。
中国の周永康公安相とロシアのヌルガリエフ内相は同日、越境犯罪取締り連合チームの設置についての議定書に調印し、双方は、警察当局間の実務的協力を強化し、越境犯罪を共同で取締っていくことにしています。
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