中国の国家主席でもある胡錦涛中央軍事委員会主席は28日、北京で「大陸側は祖国の平和統一の実現に引き続き勝ち取っていくがし台湾を祖国から分裂させることは絶対に許さない」と重ねて強調しました。
これは胡錦涛国家主席が当日スイスのサムエル・シュミード国防大臣と会見した際述べたもので、台湾問題にふれた胡錦涛主席は「台湾当局は内外からの強い反対を無視し、"国家統一委員会" の運営と"国家統一綱領"の実施の終止を決めた。この行為は国際社会が普遍的に堅持している一つの中国の原則と台湾海峡両岸の安定に対する挑発であり、"台湾独立"の道を歩む上での危険な一歩である。歴史の流れにそむくいかなる者も。最終的に失敗するに違いない」と述べました。
これに対しシュミード国防大臣は「スイス政府は、一つの中国の政策を堅持する。ここ数年、中国政府が海峡両岸の安定と交流を促進するために払った努力を賞賛する」と表明しました。
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