温家宝首相は2日、台湾当局による"台湾独立"分裂活動の加速がもつ危険性に高度の警戒心を保つべきだと強調しました。
これは当日夜、ドイツのメルケル首相との電話会談で述べたもので、温家宝首相はその際、「台湾当局は、"国家統一委員会"の活動と"国家統一綱領"の適用の終止を決定したが、これは国際社会が普遍的に堅持してきた一つの中国の原則に対する公然たる挑発行為であり、台湾海峡両岸地区の平和と安定への深刻な破壊でもある」と指摘しました。
これに対しメルケル首相は、「ドイツ政府は一つの中国の政策をこれまでゆるぎなく実施し、台湾当局のこのほどの挙に憂慮を抱いている。台湾問題が一つの中国の原則にのっとって平和解決されるよう期待している」と述べました。
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