中国の民間団体6者がこのほど、江西省の一部の貧困村の扶助プロジェクトへの参加を承認されました。中国政府が民間団体を通じて国家の貧困扶助計画に使う財政資金を大規模に支出するのはこれが初めてです。関係筋は、「民間団体が政府の資源を利用して貧困扶助に参加するチャンスはますます多くなるだろう」と述べました。

　この6つの民間団体は江西省貧困扶助弁公室が提供した1100万元の財政資金を利用して、江西省の22の貧困村で扶助プロジェクトを実施します。関係筋は、「今回のテストは、政府の貧困扶助や国家出資のプロジェクトの実施方式を徹底的に変えることが期待できる。民間団体の参加は貧困扶助における不足や効率の低い問題を解決するルートである」としています。