イランのマヌーチェフル・モッタキ外相は18日テヘランで「IAEA・国際原子力機関のエルバラダイ事務局長によるこのほどのイランでの小規模ウラン濃縮活動の許可という提案は、問題解決に向かって歩みだした積極的な一歩だ」と高く評価しました。
国営のイラン通信によりますと、これはモッタキ外相が当日ある会議に参加した際述べたもので、モッタキ外相はその際「イランは、関連各側がイラン国内でのウラン濃縮活動再開について積極的な提案を行うことを歓迎している。各側の提案は、問題の最終的解決にプラスとなる。イランは、適切な形式を見出し、イランの合法的権利を保障する上で、国際社会にイランの核活動の平和利用を信じさせていくことを決意した」と述べました。
伝えられるところによりますと、エルバラダイ事務局長は「イランの国内でのウラン濃縮活動を許可しなければ、国際社会はイランの核問題についてはなかなか合意できないだろう」との見解を示したとのことです。
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