レバノンを訪れているイランのモッタキ外相は17日、ベイルートで談話を発表し、アメリカとイギリスの軍隊をイラクから直ちに撤退させるよう要求しました。
モッタキ外相は、「イランは、イラクの政治的プロセスを支持しているが、イラクに駐留しているアメリカとイギリスの軍隊はこの国の混乱情勢を招いている。とりわけイラク南部バスラに駐留しているイギリス軍は地元の情勢に不安定をもたらし、また、イラン南部とイラクと接する国境地区にも不安定の要素をもたらした。したがって、イランは、アメリカとイギリスの駐留軍を直ちにイラクから撤退させるよう要求した」と述べました。
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