中国、フランス、ドイツ、ロシア、イギリス、アメリカの外相とEU・欧州連合の外交・安全政策担当上級代表は30日、ロンドンでイランの核問題をめぐって、非公式会談を行いました。各側は引き続き外交ルートでイランの核問題の解決に尽力することを確かめ合いました。
イギリスのストロー外相は、会談の後、「各側は交渉でイランの核計画に関心を寄せていた。イランがIAEA・国際原子力機関の監督の下で、研究開発を含むウラン濃縮とかかわる活動を全面的に停止するよう求めた」と語りました。
中国の李肇星外相は交渉で、「対話ルートを通して問題を解決するという道を放棄してはいけない。各側は冷静に相互信頼を強め、問題を悪化するような措置を避けるべきだ」と強調しました。
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