中国衛生省が23日明らかにしたところによりますと、四川省成都市で、高病原性鳥インフルエンザの患者が新たに一人確認されたということです。
患者は29歳の女性で、四川省成都市金花農産物市場の個人経営者です。1月12日に発病し、熱を出し、肺炎の症状がみられました。現在、成都市伝染病病院に入院中で、危篤状態にあります。
衛生省の専門家グループは、高病原性鳥インフルエンザの人間患者の確認基準に関するWHO世界保健機関の定義と、わが国の基準に従って、この患者を確認したものだということです。