中国の各クラスの裁判所は、知的所有権侵害事件の訴訟に力をいれ、知的所有権侵害罪を厳格に処罰するなどして、その保護をさらに強化するとしています。
中国の最高裁判機関である最高人民法院の肖揚・院長は、5日全国高級裁判所長業務会議で、「中国は、様々な司法手段や民事制裁措置を講じて、知的所有権侵害、詐称や海賊版製作などの行為に対し、制止・制裁を加える。また、できるだけ早く、不正な競争、植物の新種に対する知的所有権の侵害などについて、関連の司法解釈を制定する」と明らかにしました。
2004年から2005年末まで、中国全土で、知的所有権保護の一連の活動が行われ、数万件の事件を解決し、違法の音響映像製品5000万件を没収しました。また、多くの関連法規を制定して、知的所有権の司法的な保護を強化してきました。
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