中国公安省経済犯罪偵察局の高峰副局長は8日、北京で、「中国警察は各国の法執行部門と協力を強化し、知的所有権を侵犯する行為を共同で取り締まることになる」と述べました。

　これは、高峰副局長が公安省が当日開いた記者会見で述べたものです。高峰副局長は、「中国警察は、国際協力を通じて、知的所有権侵犯に対して『全プロセスでの取締り』を実施し、知的所有権の保持者の合法的な権益と世界経済貿易の正常な秩序を共に擁護したい」と述べました。

　伝えられるところによりますと、今年の8月、中国とアメリカの法執行部門が合同捜査を行い、11カ国に及ぶ偽の薬を製造し販売する越境犯罪事件の手入れに成功しました。