中国公安省は15日北京で「これまでの12ヶ月間、全国の公安機関が摘発した知的所有権侵害事件は3000件近くなり、これら事件にかかわる金額は20億元相当に達した」と発表しました。
2004年11月から、公安部門は商標所有権への侵害行為や印刷業、それに音声・映像の著作権などへの侵害行為の取締りに力を入れています。
公安省の責任者はこれについて「いま、中国は越境的な知的所有権侵害事件を重点的に取締っている」と強調しました。
中国では知的所有権の保護体制はすでに整い、裁判所が受理した知的所有権事件は1万5000件に達し、渉外事件がその3%を占めています。
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