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中国の農業省と衛生省はこのほど、当面の鳥インフルエンザの発生と抑制の情勢を分析するための共同会議を開きました。
この会議で、WHO・世界保健機関とFAO・国連食糧農業機関など国際機関との協力の強化と、今年1月、中国、世界銀行と国連食糧農業機関などの共同主催による鳥インフルエンザ対応資金調達会議への積極的な参加が強調されました。また、より完備した診察治療案の作成と治療手段の改善など医療技術の向上、及び公共衛生と動物の防疫に関するメカニズムの確立問題も検討されました。
去年の秋以来、中国では、鳥インフルエンザによる感染が約30回発生し、人への感染例も7人となり、そのうち3人が死亡しています。そして中国は、去年末に世界保健機関に鳥インフルエンザの人への感染データを始めて提供したということです。
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