中国のワクチン関係専門家は、「中国はＨ５Ｎ１鳥インフルエンザウィルスに対する人用鳥インフルエンザワクチン種バンクを設置しており、これは、ワクチンの大量生産の需要を満たすことができる」と述べました。

　中国人用鳥インフルエンザワクチン研究課題グループの責任者尹衛東氏は28日北京で記者のインタビューに答えた際、「研究グループが設置した人用鳥インフルエンザワクチンの種バンクは、関係部門からの認可を得ており、ワクチンの大量生産の需要を満たすことができる。中国は、鳥インフルエンザウィルスが異変した後、急速にワクチン株を改造し、新たなワクチンを生産することができる」と述べました。

　中国科学研究機構は今年11月人用鳥インフルエンザワクチンを生産し始め、現在このワクチンは１年間の臨床実験に入りました。