WHO・世界保健機関の高官は北京で、「中国がより多くの鳥インフルエンザウィルスのサンプルを提供し、国際社会が鳥インフルエンザウィルス異変を研究し、ワクチンと抗ウィルス剤を開発するために援助を提供するよう希望している」と述べました。

　WHOの西太平洋地区の尾身茂事務局長は23の日記者会見で、「去年中国の農業部門は、関係国際機関に動物から分離された鳥インフルエンザウィルスの五つのサンプルを提供し、今年にまた、5月に青海省で発生した渡り鳥インフルエンザウィルスのサンプルを提供し、鳥インフルエンザウィルスの研究に寄与した。中国ができるだけ早く今年の秋に入ってから発生した30回の鳥インフルエンザ感染のウィルスサンプルを国際機関に提供するよう期待している」と述べました。