中国衛生省が29日に発表したところによりますと、福建省で、ある患者が高病原性鳥インフルエンザに感染したことは確認されました。これは中国で確認された7人目の感染例であると同時に、3人目の死者となっています。
この患者は41歳、福建省三明市のある工場の従業員で、今月6日に発病し、8日に入院してから発熱と肺炎の症状が出ており、21日に死亡しました。
伝えられるところによりますと、この患者が発病した後、地元衛生部門は関連措置を取り、患者と緊密に接触した者に対して医学観察を行い、今のところ、異常が見られていません。
WHO・世界保健機関中国駐在事務所は中国衛生省から病状確認の通報を受けたとのことです。
|