鳥インフルエンザ・ウイルスのワクチンの注射を受けた6人のボランティアは今現在、体の状況が良好で、異常が現れる人は一人もいないとのことです。
これは、このワクチンの臨床実験の担当者、林江涛氏がこのほど北京で行なわれた関連フォーラムで明らかにしたものです。林江涛氏は「今は人用ワクチンの第一期臨床実験に入っており、主にその安全性を確認することである。この実験が成功すれば、家禽飼育の人々を対象に二期目の臨床実験を行なう予定だ」と述べました。
ワクチン注射を受けた6人のボランティアは近いうちに、身体検査を受け、抗体が生成したかどうかを調べることになっています。
中国は今年11月16日、高病原性鳥インフルエンザの人への感染例が確認されて以来、これまで7人の感染者が報告され、うち、3人が死亡したということです。
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