WHO・世界保健機関の西太平洋地区の尾身茂事務局長の率いる視察団は、22日中国の湖南省を視察した際、「鳥インフルエンザの感染がよく発生する冬の到来に伴い、予防と抑制の意識を緩めてはならず、予防と検査を強化する必要がある」と強調しました。
WHO視察団は当日、湖南省病気抑制センター、湖南省児童病院など地元の医療衛生機構を視察しましたが、尾身茂事務局長は、「冬は鳥インフルエンザが感染しやすい季節である。鳥インフルエンザのウィルスは、人間に感染しやすいウィルスに変わり、世界で人と鳥のインフルエンザが感染する可能性はある」と述べました。
同じく22日、WHO視察団は、中国最初の鳥インフルエンザの感染者賀俊堯さんを見舞い、また、地元の専門家と、人と鳥のインフルエンザの感染の抑制についての経験を総括しあいました。
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