WTO・世界貿易機関は6日ジュネーブでコミュニケを発表し、「WTOの148の加盟メンバーは、伝染病の予防と治療のために当日協議を採択し、製薬工業を持たない貧困国の廉価による特許権のない関連薬物の輸入を許可した」と述べました。
この協議は、2003年8月にWTOが採択された一時的解決案を確認したもので、今回は『貿易と関連ある知的所有権協議の改正案』として採択され、WTOの三分の二の加盟メンバーの認可を得た後、永久的な法的効力を持つことになります。
WTOは、この協議を遅くても2007年の12月1日まで発効させることにしており、多くの発展途上国、とりわけアフリカ諸国はこの協議採択に歓迎の意を表しました。
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