発展途上国の9か国は28日、ジュネーブでWTO ・世界貿易機関に文書を提出し、貧困国の発展に対するドーハ交渉の現状によってもたらされた脅威を指摘しました。

　この文書は南アフリカのイスマイルWTO 常駐代表がアルゼンチン、ブラジル、インド、インドネシア、ナミビア、パキスタン、フィリピン、ベネズエラと南アフリカの9カ国を代表して渡したものです。この文書は発展途上国にとって、農産品市場を一層開放し、その農業政策を改革するよう先進諸国に要求しています。この文書はまた、工業製品の開放とサービス貿易における先進国の発展途上国への要求を拒否しています。