レバノンのハリリ元首相殺害事件の調査を担当するシリア特別司法委員会は、7日夜、必要な場合、外国の専門家を招いて調査に協力してもらうと明らかにしました。
これについて、シリアのムラド首席検察官は、当日ダマスカスで、「シリアは司法の公正と無罪の推定原則という法律の枠組み内で、ハリリ元首相殺害事件国際調査委員会及びレバノン司法機構と全面的に協力していく」と強調した上で、「シリア特別司法委員会は3日から、ハリリ元首相殺害事件に対して独立調査を行ってきた。証人の証言を聴取したり、集めた電子メールを調査したりしている」と述べました。このほか、委員会では、他の証人にも事情を聞くことにしています。
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