シリア外務省は10月31日夜、国連安保理が採択したばかりの1636号決議に対し、不満を示す一方で、レバノンのハリリ前首相暗殺事件に関する国連の調査に全面的に協力していくと表明しました。
シリア外務省の報道官は首都・ダマスカスで記者会見し、「ハリリ前首相暗殺事件の真相の解明を望んでおり、この事件の調査に当たっている国際調査委員会とよく協力している」と述べると共に、国連の新決議は公正性に欠けているとしました。