シリアのバシャル・アサド大統領は25日、ロシアのプーチン大統領と電話会談を行い、レバノンのハリリ元首相の暗殺事件の調査が、部の国家に他の目的で利用されぬよう保障することをロシア側に求めました。
SANA・シリア・アラブ通信の報道によりますと、アサド大統領は国連のハリリ暗殺事件の調査報告に対するシリアの立場と国際調査委員会との協力状況をプーチン大統領に伝え、「一部の国連安保理の加盟国は国際調査委員会の成立の主旨に符合しない目的を図るため、ハリリ元首相暗殺事件の報告を利用すべきではない」と強調しました。これに対し、プーチン大統領は「国際社会はこの地域で新たな緊張した情勢の発生を防止するよう努力しなければならない」と述べました。なお、双方は両国間のハイレベルの接触を保つ意向を示しました。
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