WHO・世界保健機関の専門家は7日、スイスのジュネーブで開かれた「鳥インフルエンザ国際会議」で発言し、「鳥インフルエンザによって人間のインフルエンザが起される危険が持続的に存在している。これに対応して、動物、とりわけ鳥類の中でこうした病気の感染拡大抑制を優先した行動目標にしなければならない」と述べました。
WHOの専門家は「H5N1型鳥インフルエンザのウイルスが持続的に動物の中で感染を拡大するならば、人類が感染するチャンスがそれなりに大きくなる」と述べました。
専門家たちは、家禽の中で鳥インフルエンザの大規模感染を阻止することは可能なことで、それをもっとも優先した目標にすべきだ」としています。一方、FAO・国連食糧農業機構とOIE・世界動物保健機構はいま、感染拡大を規制する一連の計画を実施しています。感染拡大を規制するのにもっとも肝心な場所は、農家の庭だとみられます。
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