FAO・国連食糧農業機関のデウフ事務局長は、このほど、「H5N1型鳥インフルエンザのウィルスがいま東南アジア以外の国と地域で広がっていることは、鳥インフルエンザの危害は、軽視できないグロバール化した問題になり、国際社会が共にこの問題に対応してこそ、実質的な効果をあげることができる」と強調しました。
デウフ事務局長はその際、FAOのウェブサイとで発表した「鳥インフルエンザをいかに抑制するか」というテーマの文章で、「鳥インフルエンザウィルスが渡り鳥の移動によって蔓延し、今、ヨーロッパの一部の国に広がっている。各国政府と国際社会が緊密に協力してこそ、効果的な抑制システムを確立できる。いまの動物の間で感染している鳥インフルエンザを抑制できれば、その流行を撲滅することが出来る」と述べました。
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